平成27年6月29日,大阪府入札監視等委員会の会議がありました。
大阪府が発注する公共工事等は,府民生活の基盤を整備するもので,府民の税金が使われるものですから,適正,かつ,良質な工事がなされる必要がありますし,入札や契約に関しても府民の疑惑を招くことのないようにする必要があります。
そこで,「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」に基づき,適正化を図るための措置としていろいろな仕組みとられています。その一つとして,「入札及び契約の過程並びに契約の内容について学識経験を有する者等の第三者の意見を適切に反映する」ことがあげられています。
この第三者機関が,一般的に「入札監視等委員会」と呼ばれています。
大阪府が発注する公共工事等は,かなりの件数があり,多額です。入札や契約にあたり,第三者機関にチェックされうるという緊張感を持たせるというのは,よい仕組みだと思います。